
【2025年最新】映画『TOKYOタクシー』公開日・あらすじ・キャスト・見どころまとめ
『TOKYOタクシー』は、木村拓哉と倍賞千恵子がダブル主演を務める人生ドラマ/ロードムービーで、2025年11月21日(金)に公開されます。
この記事では、基本情報・あらすじ・キャスト・見どころ・予告動画・上映/配信情報までを一気にまとめます。
🎬 映画『TOKYOタクシー』の基本情報
- 公開日:2025年11月21日(金)
- 監督:山田洋次
- 脚本:山田洋次(原作映画『パリタクシー』を基にした脚色)
- 出演:倍賞千恵子/木村拓哉/蒼井優/迫田孝也/優香/中島瑠菜/神野三鈴/イ・ジュニョン/マキタスポーツ/北山雅康/木村優来/小林稔侍/笹野高史 ほか
- 配給:松竹
📝 あらすじ(ネタバレなし)
東京で個人タクシーの運転手として働く宇佐美浩二(木村拓哉)は、生活費や娘の進学資金に頭を抱えながら、どこか心がくたびれた日々を送っている。ある朝、彼のもとに一本の電話が入り、高齢女性を東京・柴又から神奈川・葉山の高齢者施設まで送り届ける仕事を依頼される。
宇佐美が出会ったのは、85歳の高野すみれ(倍賞千恵子)。すみれは「東京の見納めに、どうしても寄っておきたい場所がある」と頼み込み、タクシーは下町から都心、そして海辺へと、彼女の記憶をなぞるように走り出す。
旅の途中、すみれは自らの半生を少しずつ語り始める。戦中戦後を生き抜き、家族との別れや新たな出会い、決して消えない罪と後悔——。運転席と後部座席という限られた空間で交わされる会話の積み重ねは、やがて宇佐美自身の“今まで”と“これから”を見つめ直すきっかけとなっていく。
偶然乗り合わせた運転手と乗客が、東京を巡る一日を通して、互いの心と人生に静かに変化をもたらしていく物語です。
👥 キャスト・役柄紹介
- 倍賞千恵子:高野すみれ(85歳。東京の思い出の地を巡りながら、自身の波乱に満ちた人生を語る女性)
- 木村拓哉:宇佐美浩二(東京の個人タクシー運転手。家族や生活に悩みを抱える中、すみれと出会う)
- 蒼井優:若き日のすみれ(まだ人生の岐路に立つ前、希望と不安の狭間にいた頃のすみれを演じる)
- 迫田孝也:小川毅(すみれの結婚相手となる男性)
- 優香:宇佐美薫(宇佐美の妻。現実的な視点から彼を支えつつ、ときにぶつかり合うパートナー)
- 中島瑠菜:宇佐美奈菜(宇佐美の娘。進学や将来を控え、家族の将来設計にも影響を与える存在)
- 神野三鈴:高野信子(すみれの身近な家族として、彼女の過去と現在をつなぐ人物)
- イ・ジュニョン:キム・ヨンギ(物語の中で、すみれや宇佐美に新たな視点をもたらすキーパーソン)
- 小林稔侍:謎めいた男性(すみれの人生に関わる、印象的な登場をする人物)
- 笹野高史:阿部誠一郎(長い人生経験から、含蓄ある言葉を投げかけるベテランの一人)
- 明石家さんま:佐田(声の出演)
- 大竹しのぶ:圭子(声の出演)
🎥 予告動画
🌟 見どころ・注目ポイント
- 山田洋次監督91本目の監督作となる、フランス映画『パリタクシー』の日本版リメイク。東京〜神奈川を巡るロードムービーとして、日本の風景と人生ドラマが丁寧に織り込まれています。
- 『男はつらいよ』シリーズでおなじみの倍賞千恵子と、現代を代表するスター・木村拓哉の初共演。世代を超えた掛け合いが、スクリーンに独特の温度とユーモア、静かな余韻を生み出します。
- 蒼井優、優香、小林稔侍、笹野高史ら“山田組”ならではの充実したキャスト陣が脇を固めるほか、明石家さんま&大竹しのぶの「声の出演」も話題。バラエティ豊かな顔ぶれが作品世界をより立体的にしています。
🎯 この映画はこんな人におすすめ
大きな事件や派手なアクションよりも、人と人との会話や表情の変化に心を動かされるタイプの方にぴったりの一本です。
人生の後半戦に差し掛かった人はもちろん、これから自分の道を選んでいく若い世代にも、静かに響くメッセージが込められています。
- しみじみとした人間ドラマ・ロードムービーが好きな人
- 東京の街並みや下町〜海辺へと移り変わる景色を味わいたい人
- 木村拓哉・倍賞千恵子・蒼井優らキャストの新たな一面を見たい人
📅 上映・配信情報
上映:2025年11月21日(金)より全国ロードショー。
配信:現時点では具体的な配信開始時期は発表されていません。今後の情報解禁に合わせて追記予定です。
💬 ファン・観客の反応
「東京の景色を巡るタクシーの旅に、自分も同乗しているような感覚。すみれの人生に胸が締めつけられつつも、最後はじわっと温かさが残りました。」
「倍賞さんと木村さんのやりとりがすごく自然で、二人の会話をずっと聞いていたくなる映画。山田監督らしい、静かなのに心に深く沁みる作品です。」
👀 管理人コメント
タクシーという“密室の移動空間”を舞台に、人生の終盤と中盤の人物が一日だけ交差する——その設定だけで、すでに山田洋次らしい一本だと感じます。
東京の有名スポットをめぐる作品としても楽しめますし、「自分だったら、最後にどの街を見ておきたいだろう?」と考えさせられる映画でもあります。
派手さはないけれど、鑑賞後しばらく経ってからじわじわと効いてくるタイプの作品になりそうなので、ぜひ劇場の静かな空間で味わってほしいです。

