
2026年9月28日に始まる朝ドラ『ブラッサム』。第1週の題名は「私の父、私の母」です。主人公・葉野珠(はの・たま)の幼少期には、父の清治と、母として珠を育てるリョウが登場します。
このリョウは珠の実母なのでしょうか。
葉野リョウ(はの・りょう)は、珠の実母ではなく継母です。珠が幼い頃に実母を亡くした後、父・清治の後妻として葉野家に入りました。リョウを演じるのは国仲涼子さんです。
「母」と呼ばれるリョウと珠の関係、リョウが産んだ弟妹、そして第1週で描かれる父と母の姿を、公表されている情報から整理します。
珠の実母はどうなった?リョウが葉野家に来た理由
『ブラッサム』の物語紹介では、珠の実母は珠が2歳のときに亡くなったと説明されています。その後、父の葉野清治(はの・きよじ)がリョウと再婚しました。この経緯は、NHK財団による作品紹介でも確認できます。
珠から見ると、清治は実の父、リョウは父の再婚相手です。リョウは珠を産んだ女性ではありませんが、幼い珠と暮らし、母親として育ててきた人物です。リョウの公式な人物紹介でも、清治の後妻であり、家族を献身的に支える女性と説明されています。
そのため、作品紹介に「珠の母」と書かれていても、実母とリョウを同じ人物だと考えると家族関係を取り違えてしまいます。珠には幼い頃に亡くなった実母がいて、その後の生活を支える母がリョウ、という順番です。
なお、これはドラマで公表された葉野家の設定です。『ブラッサム』は作家・宇野千代さんをモデルにしていますが、人物や出来事を再構成したフィクションとして制作されています。実在した人の経歴を、そのまま葉野リョウの劇中設定とみなすことはできません。
リョウが産んだ守・俊子・英男と珠の関係
リョウは清治との間に、珠の弟と妹を産みます。公表されている葉野家のきょうだいは、珠を含めて4人です。
- 葉野珠:葉野家の長女。幼い頃に実母を亡くし、リョウに育てられる
- 葉野守(まもる):珠の弟で、葉野家の長男
- 葉野俊子(としこ):珠の妹で、葉野家の次女
- 葉野英男(ひでお):珠の弟で、葉野家の次男
珠と守・俊子・英男は、清治を父に持つきょうだいです。一方、珠の実母と、弟妹の母であるリョウは別の人です。「珠の弟妹なのに、リョウとの血縁はどうなっているの?」と迷ったときは、この違いを押さえると分かりやすくなります。
成長後の守を演じるのは日向亘さん、俊子は伊東蒼さん、英男は藤原大祐さんです。制作側は、幼い頃に珠を「姉さま」と呼んでいた弟妹が、成長して再び珠の前に現れることも紹介しています。名前・役柄・配役は弟妹の出演者紹介で確認できます。
リョウは珠の幼少期だけに関わる人物ではありません。珠と弟妹をつなぐ葉野家の母として、家族関係を理解するうえで欠かせない存在です。
第1週「私の父、私の母」では何が描かれる?
第1週は、1980年代の珠が秘書と故郷の山口・岩国へ帰る場面から始まり、時代をさかのぼって珠の幼少期へ進むと第1週の試写会見記事で紹介されています。幼い珠を演じるのは村上蘭さんです。
その幼少期の紹介では、リョウは優しい継母として、清治は気まぐれで突然怒り出すこともある父として描かれています。清治役は渡部篤郎さんです。
ここで注目したいのは、リョウが継母という事実だけではありません。幼い珠が、性格の異なる父と母のもとでどのように過ごすのかが、第1週を見るうえでのポイントになります。
ただし、放送前の時点で分かるのは公表された人物設定と第1週の紹介までです。個々の場面でリョウが珠に何を言い、珠がどう受け止めたかは、実際の放送に沿って確認する必要があります。
リョウ役の国仲涼子は、母親をどう演じる?
朝ドラの公式Xでも、国仲涼子さんが演じる葉野リョウが紹介されています。
葉野リョウを演じる国仲さんは、2001年の朝ドラ『ちゅらさん』でヒロインを務めました。『ブラッサム』は、それ以来25年ぶりの朝ドラ出演として紹介されています。
国仲さんは第1週の試写会見で、珠の思いがけない行動や心の変化を、母親として受け止める気持ちを大切にして演じていると話しています。
リョウには珠との血縁がありません。それでも、公式の人物紹介では家族を献身的に支える女性とされています。「実母ではない」という答えを知ったうえで、国仲さん演じるリョウが珠にどう接するかを見ると、2人の関係をよりつかみやすくなりそうです。
まとめ
『ブラッサム』の葉野リョウは、珠の実母ではありません。珠の実母が亡くなった後、父・清治の後妻となり、幼い珠を育てる継母です。リョウはその後、珠の弟・守、妹・俊子、末弟・英男を産みます。
第1週の題名は「私の父、私の母」。珠の家族を見始めるときは、清治は実父、リョウは継母として珠を育てた母、守たちは父を同じくする弟妹と整理しておくと、人物関係で迷わずに物語を追えます。







