
2026年9月18日公開の映画『八つ墓村』では、山に囲まれた村や古い屋敷、神社、洞窟など、物語の不気味な雰囲気を強める場所が登場します。
予告映像を見て、「八つ墓村はどこで撮影されたの?」「田治見家の大きな屋敷は実在する?」と気になった人もいるのではないでしょうか。
2026年版映画『八つ墓村』の主なロケ地は岡山県です。
なかでも、田治見家の外観として使われた広兼邸、八つ墓明神として登場する三座神社、新見市の宇山洞、赤磐市の砂川桜並木などで撮影が行われました。
この記事では、岡山県やフィルムコミッションが公表している情報をもとに、2026年版『八つ墓村』のロケ地と使用された場面を地図付きで紹介します。
この記事で分かること
- 2026年版『八つ墓村』の主なロケ地
- 田治見家の屋敷として使われた場所
- 八つ墓明神や桜並木の撮影場所
- 一般見学するときの注意点
2026年映画『八つ墓村』のロケ地は岡山県
岡山県観光連盟が運営する「岡山観光WEB」では、2026年版『八つ墓村』の県内ロケ地として、次の場所が公表されています。
| ロケ地 | 所在地 | 確認できる場面・情報 |
|---|---|---|
| 広兼邸 | 高梁市 | 田治見家の外観 |
| 高梁市中井町 | 高梁市 | 八つ墓村の集落 |
| 三座神社 | 高梁市 | 八つ墓明神・神楽の場面 |
| 宇山洞 | 新見市 | 撮影実施を公式発表。具体的な場面は未公表 |
| 備中呉妹駅 | 倉敷市 | 撮影実施を公式発表。具体的な場面は未公表 |
| 砂川桜並木 | 赤磐市 | ティザービジュアル・劇中の桜並木 |
このほか、備北バス、新見市の県道50号、岡山市内でも撮影が行われています。
岡山観光WEBでは、ロケ地について次のように案内しています。
高梁市(広兼邸、中井町、三座神社、備北バス)、新見市(宇山洞、県道50号)、岡山市、倉敷市(井原鉄道 備中呉妹駅)、赤磐市(砂川桜並木)
出典:岡山観光WEB「映画『八つ墓村』公開日決定」
岡山県観光連盟の公式Instagramでも、県内で撮影されたことが紹介されています。投稿写真からは、作品と岡山ロケの雰囲気を確認できます。
『八つ墓村』田治見家のロケ地は広兼邸
田治見家の屋敷の外観として使われたのは、岡山県高梁市成羽町にある広兼邸(ひろかねてい)です。
広兼邸は、江戸時代に銅山経営やベンガラの原料製造で財を築いた広兼家の邸宅。山の斜面に積まれた大きな石垣と、城郭のような外観が特徴です。
岡山県フィルムコミッションによると、2026年版では広兼邸の表周りを田治見家として撮影し、屋敷の内部はセットで撮影されました。
広兼邸での撮影は、「田治見家」として表周りを中心に撮影
出典:岡山県フィルムコミッション「岡山ロケ!映画『八つ墓村』」
広兼邸は1977年版の映画でも田治見家として使われています。2026年版と1977年版をつなぐ、象徴的なロケ地といえそうです。
映画公式サイトでも、井川辰弥役の奥智哉さんが「広兼邸や鍾乳洞での撮影は特に印象深く」とコメントしています。
八つ墓村の集落は高梁市中井町で撮影
物語の舞台となる八つ墓村の集落は、高梁市中井町周辺で撮影されました。
岡山県フィルムコミッションは、撮影前に地域住民へ作品の内容や「祟りが起こる村」という設定を説明し、了承を得たうえで準備を進めたと紹介しています。
中井町は観光施設ではなく、住民が生活している地域です。映画と同じ景色を探す場合も、住宅や私有地へ入らず、公道から静かに見学する必要があります。
八つ墓明神のロケ地は三座神社
八人の落武者を祀る「八つ墓明神」の場面は、高梁市中井町の三座神社で撮影されました。
神社の本殿前には2本の杉の大木があり、木々に囲まれた空間が八つ墓村らしい神秘的な雰囲気を作っています。
撮影時には境内へ神楽用の舞台セットが組まれ、地元住民を含む約30人のエキストラが参加して神楽の場面が撮影されました。
鍾乳洞の撮影地として公表された宇山洞
岡山県新見市の宇山洞(うやまどう)も、2026年版『八つ墓村』のロケ地として公表されています。
映画公式サイトでは、奥智哉さんと田治見要蔵役の滝藤賢一さんが鍾乳洞での撮影に言及しています。ただし、公開前の公式情報では、宇山洞で撮影された具体的な場面までは明記されていません。
宇山洞は一般的な観光鍾乳洞ではありません。新見市公式サイトでは、入洞する場合は事前の届け出が必要と案内されています。無断で洞内へ入らないようにしましょう。
入洞については、新見市公式サイトの最新案内を確認してください。
備中呉妹駅も『八つ墓村』のロケ地
倉敷市真備町にある井原鉄道の備中呉妹駅(びっちゅうくれせえき)でも撮影が行われました。
田園風景の中にある無人駅で、横溝正史作品を思わせる落ち着いた風景が残っています。
現時点で、駅がどの場面に登場するのかは公式発表されていません。公開後、実際の登場場面が確認できた場合に追記する予定です。
駅や線路周辺を見学する場合は、ホームから線路内へ降りたり、列車の運行を妨げたりしないよう注意が必要です。
印象的な桜並木は赤磐市の砂川桜並木
ティザービジュアルや劇中に登場する印象的な桜並木は、岡山県赤磐市の砂川桜並木で撮影されました。
岡山県フィルムコミッションによると、実際に桜が開花した時期に撮影され、スタッフが毎日開花状況を確認していたそうです。
赤磐市公式サイトでは、砂川沿いに続く桜並木は、花見の時期に多くの人が訪れる場所として紹介されています。
桜並木の詳しい案内は、赤磐市公式サイトで確認できます。
2026年版ではこのほかにも岡山県内で撮影
岡山観光WEBでは、ここまで紹介した場所のほかに、次のロケ地も公表しています。
- 備北バス
- 新見市の県道50号
- 岡山市内
これらの場所で撮影された具体的な場面は、公開前の時点では明らかにされていません。
予告映像では、広兼邸や桜並木を思わせる景色も確認できます。映画公開後に場面と場所が正式に確認できた場合は、情報を追加します。
動画:松竹チャンネル「映画『八つ墓村』本予告」
過去の『八つ墓村』とはロケ地が一部異なる
『八つ墓村』は過去にも映画やドラマとして何度も映像化されているため、検索すると2026年版とは異なるロケ地が表示されることがあります。
たとえば、2019年にNHKで放送されたドラマ版では、満奇洞、旧矢掛本陣石井家住宅、福武家住宅、大通寺、八塔寺ふるさと村などが使われました。
一方、2026年版で公式確認されている中心的なロケ地は、広兼邸、中井町、三座神社、宇山洞、備中呉妹駅、砂川桜並木などです。
広兼邸のように過去版と2026年版の両方で使われた場所もありますが、すべての過去ロケ地が今回も登場するわけではありません。
過去作品のロケ地については、岡山観光WEB「『八つ墓村』×岡山ロケ地」でも確認できます。
ロケ地を訪れるときの注意点
広兼邸など一般公開されている観光施設がある一方、中井町や県道沿いは地域住民が生活する場所です。
- 住宅や私有地へ無断で入らない
- 道路上に車を止めて撮影しない
- 神社では参拝者や地域住民へ配慮する
- 宇山洞へ無断で入らない
- 施設の営業時間や見学条件を訪問前に確認する
ロケ地情報は変更される場合があります。訪問前には各自治体や施設の公式サイトで最新情報を確認してください。
まとめ
2026年映画『八つ墓村』の主なロケ地は岡山県です。
- 田治見家の外観:高梁市の広兼邸
- 八つ墓村の集落:高梁市中井町
- 八つ墓明神:三座神社
- 鍾乳洞の撮影地として公表:新見市の宇山洞
- 鉄道駅のロケ地:井原鉄道・備中呉妹駅
- 印象的な桜並木:赤磐市の砂川桜並木
とくに広兼邸は、1977年版と2026年版の両方で田治見家として使われた、『八つ墓村』を象徴する場所です。
また、田治見家に暮らす双子の老婆・小竹と小梅は、高島礼子さんが一人二役で演じています。
詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
▶ 2026年版『八つ墓村』双子の老婆役は誰?小竹・小梅を一人二役で演じる高島礼子を紹介
映画を観たあとに改めてロケ地を確認すると、広兼邸や三座神社、桜並木が物語の中でどのように使われているのか、より楽しめそうです。

